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首里城焼失【2020沖縄#8】

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私たちは嘉数へ行った後は特に行き先を決めていなかったのですが、首里城へ行くことになりました。

 

皆さんご存知の通り、また#1で説明した通り、首里城は去年10月末ごろに本殿などが全焼、半焼しました。

 

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左2つが白い紙で潰されていますね。もともと本殿(有料区間)についてのそこ以外にも立ち入り禁止区域が存在していましたが。

 

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漏刻門。もう焼け跡が見えてますね。

 

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広福門。まだこの辺りまでは限界を保っているところです。

 

この広福門の高台からはゆいレールが走っているのが見えますが、その景色よりも焼け跡が気になるのは仕方がないことです。

 

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はい、こんな感じに完全に焼けてしまっています。あまり近くへは、安全確保のため入れないようになっていますね。

 

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お堂の傍から覗けるところがあります。私は本物を見たことがないので特別悲悼の感情も起きませんが、まったくもぬけの殻になってしまったようです。残酷にもこの世の諸行無常・生者必滅の常を感じさせます。

 

この本殿は、沖縄戦においてこの地下に日本陸軍の本営が置かれ、のちに焼失しました。2019年の焼失が歴史上5度目となります。

 

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レストハウス。この図を見てもらえればどこが立ち入り禁止区域なのか分かると思います。

 

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ある日Twitterで見たのですが、「熊本城はあんなに資金繰りに苦労しているのに首里城はすぐ国がお金出すと足早に決まったのは何なんですかね」みたいなことをいっていたのですが。

 

私の父が「基地補正」というものがあると言っていました。米軍基地のある地方自治体には、国からの国庫支出金(国から支給される地方自治体の財源の一部)が多いという噂がありますが、米軍基地のある都市の道路はやたら綺麗という噂もありますからね。この辺りバカにできないのでしょうか。

 

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もともとこのような姿だったんですね。荘厳なお堂だったのでしょう。

 

かなり適当なレポートでしたが、状況を伝えるだけではこのくらいで十分でしょう。

 

連載記事の紹介

この記事は、2020年沖縄シリーズの連載記事です。ぜひ他の記事もご覧ください。第一回は、シリーズ全ての記事へのリンクを貼っています。

sangen03.hatenablog.com