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上越線ってこんなに乗り継ぎよかったの!?【2022夏休み企画#10 長岡→戸塚 上越編-3】

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おはようございます。本日は9月3日土曜日、ここは信越本線長岡駅です。今日はバイトがあるんですね。だから急ぎ関東方面に行かなければいけません。しかし私は遅番であり、最悪17時までに横浜駅を通過していれば良いといった感じで、思いの外に猶予はあるといった感じなんですね。

 

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乗り継ぎのいい上越線

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この長岡を6時33分に出る普通列車に乗れば昼過ぎには横浜に到達できる見込みであることが分かり、新潟は本数さえ合えばかなり乗り継ぎを考慮してくれているダイヤ設計になっているのだということを感じました。

 

実は私昨日は高崎に結構時間を使ってまして、行きの水上で接続悪かったじゃないですか(前回参照)。私高崎に11時ごろに着いたんですね。あれが高崎13:03発じゃなくて12:02発だったら水上で30分待ちですが長岡行きの列車に乗り継げて越後湯沢14:13、長岡15:30、新潟16:50、新潟から白新線経由で村上、酒田と乗り継いで(乗り継ぎ3回ともそれぞれ20分ほどで乗り継ぎ)、秋田に23:09に着きます。

 

もし私の乗車当該の場合新潟には21:27について、新潟からの夜行列車なんて今はないので行けても村上までということになります。

 

列車概況

列車は田園地帯を走行します。昨日は越後湯沢からは真っ暗闇で車窓の確認がしようがなかったのですが、こんなにのどかなところを疾走していたんですね。

 

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なぜか魚沼市周辺だけ雨でしたが、越後湯沢に到着・20分ほど運転停車。長岡で買ったけど食べられなかった朝ご飯も、谷川越えの列車はガラガラなのでここで食べていきたいと思います。NewDaysのこの手のってなかなか食べる機会がないんですよね。

 

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貨物列車通過。全く貨物は分かりませんが、上越線も貨物が通る主要ルートであるだけあって、85km/hの高速な走行を見せてくれます。この越後湯沢からE2系新幹線に乗る計画も立てていましたが、特急枠は特急湘南(本編外)とへぎそば(前回)で使ってしまいました。

 

まあ青春18きっぷで節約した分をそっちに回していると思えば、まあね。5170円-2410円で2760円ずつ得してます。

 

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昨日見たループ線を列車の中から眺めて、水上駅に到着。ここから乗り換えるのは高崎行き普通列車です。1時間少々で高崎に到着。

 

湘南新宿ライン特別快速

そう、まさにこれこそ高崎から一本で横浜まで連れて行ってくれる列車。横浜駅でも高崎行きを耳にしますが、横浜から高崎に一本で行けるということは、それすなわち高崎から横浜駅にも一本で行けるということ。湘南新宿ライン駒込品鶴線と言った少々非効率なルートを通るため上野東京ラインより遅くなりがちですが、それでも特別快速ならいくらか打ち消すことが可能。時間があるので1時間後の特別快速に乗車しました。

 

このため、しもうさ号で海浜幕張まで行く予定でしたが、取りやめました。もう新幹線使わないで谷川越えしてる時点で元は取れています。高崎から一本で帰れるなら申し分ありません。私は長時間普通電車に乗っていても全く飽きないのです。

 

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このまま終わるのも味気ないと感じ、この度3発目の奮発タイム。グリーン車峠の釜めしです。グリーン車は、土曜日でホリデー料金なので800円、釜飯は釜じゃなくて紙容器なので1100円です。大回り乗車でこの弁当を買って楽しむこともできます。高崎からなら別に座れるのですが、弁当を食べるならグリーンにするべきです。個人的には既に朝ごはんは食べてるので、もうお腹いっぱいなんですが。高級なんでしょうが正直味は好みじゃないしお腹のキャパシティが低いということでもう満腹にも程があって食べたくないです。でも完食しないと申し訳ないので食べます。僕お腹のキャパシティないんで。

 

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冷たいですが、駅弁にしては味があって美味しいです。これがコンビニ飯だと見かけより少なく入っていますがここのは見かけより多いんですね。それで独特の匂いがします。人によってはにおいがきついかもしれません。それがここの釜飯を甘く見ては行けない理由です。

 

高崎停車中に四季島通過(新津、千曲川へ行く一泊二日の旅)、非公開リゾートやまどり通過(倉賀野か新町らへん:中央大学鉄道研究会団臨。秋田までを二日かけて往復し、帰りは横浜行きだったそうですごい気になるのだがそもそも気づかなかったしバイトで撮影自体不可能だった)、回送神保原通過(多分定期列車だと思う)と、今日の高崎線トチ狂ってるんですがどうした?

 

高崎11:14→戸塚13:39

1分でも元を取るため、戸塚まで乗車。戸塚で横浜方面へは東海道線のほか、横須賀線ブルーラインなどで戻ることもできます。籠原までにグリーンの窓側が全て埋まりました。

 

鴻巣で、隣に誰か乗ってきました。各駅に人が多いです。隣に人がいながら食べることになってしまいましたね。武蔵小杉までご一緒です。

 

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僕の口には峠の釜めしはあまり口に合わないのでしょうか。特に漬物やマヨネーズも口に合わないと感じます。マヨラーなのに口に合わないマヨがあるなんて。あと飲み物がクラフトボス微糖で、バリバリ和風の弁当には合わないからかもしれません。

 

桶川では籠原始発の上野東京ラインを追い抜きます。ここまでには食べ終わりました。ゴミは武蔵小杉を過ぎてからアテンダントに回収してもらいました。

 

ただの快速なら大崎〜戸塚間しか快速運転をしないのに特別快速ときたら熊谷〜大宮で飛ばして、大宮〜渋谷も実質快速運転で京浜東北線宇都宮線と差を見せつけて、恵比寿を通過して快速との差を見せつけ、戸塚から先も飛ばせるところは飛ばすという、まさに王者のような走り。小田原で力尽きてしまうのが玉に瑕ですが、「〇〇からの各駅です」と言わせない(北行では言わせてる)立ち回りさすが特別快速プロですね。でもまあどうしても小山、熊谷、取手、豊橋、岐阜、米原彦根)、近江舞子、姫路とどうしても上位快速が力尽きる場所というのは存在してしまいますが、それは仕方ないでしょう。湘南新宿ライン特別快速や東海道線通勤快速の小田原行きは上位快速が快速の貫禄を維持したまま終点になる実は数少ない判例なのかもしれません。まあでも新快速も豊橋行き、米原行き、姫路行きがありますからね。存在自体が快速の電車が多い関東地区では珍しい例です。

 

神奈川県内に入ってからめちゃくちゃ晴れてきました。わずか300kmほどで、気候は結構変わります。そしてグリーン車内にいる人もだんだん少なくなってきました。

 

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戸塚に到着。なんとか新幹線なしで到達できました。非常に疲れました。これから家路につき、夕方からアルバイトの支度をします。

 

これが、私が夏休みに体験した、1日6000円程度の旅です。思いの外色々なところで金を使っているので18きっぷ旅といってももう少し節約できた気がしますが、その分なかなか有意義な旅になったのではないかと思います。新幹線も使わずに済んだしいいでしょう。