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光の水門びゅうお 陰の砂浜 我入道【平成最後の18切符 #3 三島→沼津港】

三島で写真を撮ったりそばを食べたりトイレに行ったりしたら、電車を逃しました。

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さて、三島から、沼津へいきます。沼津では、ライナー券を買い、水門びゅうおに登り、鉄道唱歌にも歌われる我入道(がにゅうどう)、牛臥山付近を散策します(と言いながら、実はしていません)。

 

三島 12:29

沼津 12:34

 

沼津ホームライナーのチケットをとる 

 

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私が沼津に来た最大の目的、それはこいつです。この券売機で、大阪行き当日のホームライナー静岡31号の乗車整理券を獲得します。

 

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でもそれだけで帰るの?ちょっと勿体無いなあ。ここからおまけ(本題)に入ります。

 

水門びゅうお 圧巻の眺め

沼津からはこの沼津港循環のバスで沼津まで行きます。スイカは使えないのが不便ですが。

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(後ろ姿でごめんなさい)

 

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こちらが水門「びゅうお」です。水門へは、エレベーターで上がります。上がる前に、チケットを買いましょう。

 

この日は海風がかなり強く、海も少し波が立っていました。トンビも時々風に流されそうになりつつも、一生懸命飛んでいます。

 

さて、当水門ご自慢の景色がこれ。千本浜海岸の奥には、きれいな富士山!

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本日は春の霞がかかっているため、あまり良く見えませんが、冬の晴れた日など、クリアーな状態の時に拝むことをお勧めします。(これでも晴れた方?)

 

本来の役割は津波対策の防波堤でして、近く来ると予想されている東海地震津波から水深の浅い港湾地区を守るために作られました。

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柱の中には日本一重い門を上げ下げするための機構が備わっています。

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衰退気味?我入道海岸

しかし、沼津港の繁栄とは裏腹に、比較的栄えていない地域もあります。それは沼津港から徒歩25分、狩野川を渡ったところにある、我入道地区です。

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ここはかなりアクセスが悪く、20分くらいかけて国道414号に出るか、沼津港に出るかしないとバスがないんですよ。穏やかな海を楽しみたい人にはおすすめです。

 

ここには、海水浴場がありますが、監視員もいないマイナーなところです。海水浴客は、沼津港の西側の千本浜海岸や牛臥山の東南側の島郷(とうごう)海水浴場に集まりますし、沼津市の公式の海水浴場として紹介されていません。

 

鉄道唱歌17番

沼津の海に聞こえたる 里は牛伏 我入道

春は花咲く桃の頃 夏は涼しき海のそば

 

鉄道唱歌にはこのように歌われていますが、今は地元の人しか知られていません。この写真にも誰もいませんでしたね。みんな揃って富士の峰がよく見える水門に登るのです。

 

我入道の渡しというのが観光船でありますが、今回は乗りません。すぐに戻ります。

 

連載記事の紹介【平成最後の18切符シリーズ】

この記事は、平成最後の18切符シリーズの連載記事です。ぜひ他の記事もご覧ください。第一回に、全ての記事へのサイトマップがあります。

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