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モバイルビューSuicaで最もおトクにJREポイントを稼ぐには?新規入会して実践してみた結果…

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モバイルビューSuicaを使えば、私たちの生活がもっとお得にスマートになります。私と一緒に実際にやってみましょう。私もこれから使い始めます。

 

そもそもモバイルビューSuicaが非常にお得な理由についてはこちらをご覧ください。交通系ICカードをよく利用する方(特に東日本Suica圏)は絶対得すると思います。今後は、電車に乗車するときにカードタイプのICカードではなくiPhoneをかざして乗車することになります。 

https://sangen03.hatenablog.com/entry/railgeek-cashless

 

 

この記事の1番の目的は各サービスへの詳細な登録方法ではなく、JRE POINTが貯まりやすいモバイルビューSuicaの環境構築の流れを説明することです。そのために、解説が大雑把なところがありますが、お手数ですがそれぞれの公式サイトなどをが参照してください。

 

※私はApple Pay、「ビュー・スイカ」カードを利用した方法について解説します。Androidの方などは適宜読み替えてください。

※2022年10月現在の情報です。キャンペーン情報などは変わる可能性があります。

 

 

準備するもの

バイスはこれだけです。ほとんどのApple Watchでも利用可能です。海外機種や旧型のApple Watch、Andorid、ガラケーなどを使っている方は利用できないかもしれませんので、モバイルSuicaや携帯会社各社の公式サイトなどから情報を確認してください。

 

しかし現在ほとんどのスマートフォンモバイルSuicaは対応しています。今やほとんどの方がiPhone 7以降の機種ですので、容量がカツカツになりそうなどの特殊な事情がない限り誰でも入会できます*1

 

  • 本人確認書類
  • 銀行口座、キャッシュカードか通帳

この二つは、新しくビューカードを申し込む際に必要です。

 

2022年現在、よりお得に使うにはビューカード(VIEW'S NET)、JRE POINT、人によってはモバイルSuicaえきねっとと言ったログインアカウントが違う別々のサービスを使い分ける必要があります(パスワードを擬似的に一つにまとめる方法はあります)。既に一部のサービスを使用している方は、その項目は読み飛ばしていただいてかまいません。サービスが4つあり、それぞれを連携させるための番号も複数あるので、難しいところもあるかもしれませんがこればかりは納得しましょう。少なくとも鉄道ファンならすぐ慣れるはずです。以下の準備・連携の各作業に通し番号を振っています。

 

準備1:ビューカードに入会する

JREポイントを貯めるためには、ビューカードで決済するか、ビューカードSuicaにチャージして、そのSuicaで日々の決済を行うという2つの方法がもっとも貯める機会が多いのではないでしょうか。まずは全ての基本となるビューカードを作ります。JR東日本の子会社が発行しているカードです。

 

まずは、ブラウザで「ビューカード」と検索して、ビューカードの公式サイトからカードの入会申し込みをします(画像のページの場合、オレンジのボタン)。場合によっては、ビューカードの種類が選ぶ画面が出てくることがあります。間違えて希望外のカードを選択しないようにしましょう。私は「ビュー・スイカ」カードを選びます。広告の場合、カード選択をすっ飛ばされる場合があります。ご注意ください。

 

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スマホだとこんな画面が出てきたらOKです。サイトに入ると、まず規約が出てきて、その次に必要情報を入力する画面が出てきます。画面の指示に従って入力していきましょう。結構項目があります。ブランドによってキャンペーンがあるかないかの兼ね合いがあるので、ご注意ください。今回はJCBカードのキャンペーン中であるということもあり、JCBを選択しました。VIEW's NET登録は標準でオンになっているはずなので、いじらずにオンにします。なるべくオンラインのやつにした方がお得です。

 

オンライン口座振替を使用すると、引き落とし口座を簡単に設定できる上、最短1週間でカードが届くと言われています。人によっては時間がかかるかもしれませんが、まあ20分くらいで終わると思います(規約をよく読んでいたらもっと時間がかかるでしょう)。

 

私は一括払いしか使わないつもりなのに、クレジット債務年間支払額に一括払いを含む年間総使用額を入れてしまってしまったのですが、受かるか心配です。僕は一括でも債務の意識がありますが、一般的な定義で言うとクレジットカード債務額は0円です。まあ将来リボ払いなどを使う時のための保険と思えば良いんじゃないんでしょうか。

 

準備2:アプリをインストールしておく

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いずれも、Web版よりは機能が制限されており、えきねっと以外はビューカードが届いた後にログインすることをお勧めしますが、ダウンロード自体はできます。その後、各サービスへのWebでの新規登録ができたらアプリでログインしましょう。

 

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JR東日本系の各種アプリを一つにまとめました。以下のアプリが入っているはずです。

 

さて、これだけアプリを入れていても、一部はWebブラウザで行わなければいけない、またはブラウザの方が便利な場合があります。甘んじて受け入れましょう。

 

準備3:ビューカード開封

申し込んでから1週間も経たないうちにVIEW's NET ID発行のお知らせ、そして申し込んでから8日後にSMSによるメッセージとカードが到着しました。発行のお知らせのメールはカードが届いてVIEW's NETの設定が終わるまで削除せずに大切にとっておきます。

 

書類は簡易書留として送られてきます。オンライン口座振替で身分証明書の情報を登録し、自宅で受け取った場合は印鑑だけで大丈夫でした。届いたのは235×110mmの洋4+αみたいな分厚いオリジナルの封筒です。

 

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内容物は、右(オモテ面)から以下の通りです。ETCなどの付帯サービス、申込年によって内容が異なるかもしれません。

  1. ビューカードそのもの
  2. ビューカード会員規約
  3. ビューカード会員用JRE POINTご利用案内
  4. ビュー・スイカ」カード/「ビュー・スイカ」リボカード ご利用ガイド
  5. 「Web明細」切替手続きのお願いと「ご利用代金明細書(紙)」の有料化についての広告
  6. ビューカードアプリの広告
  7. 電気料金のお支払いの申込ハガキ
  8. ビューカード旅行傷害保険のご案内

 

なんと海外旅行、そしてビューカードで購入したきっぷの鉄道改札内の事故を保証する旅行傷害保険がついています。これはJRが提供するビューカードならではのサービスで、万が一の事故の時も安心です。私はこの機能、ゴールドカードだけに適用されるものかと思っていたのですが、このタイプのやつにも適用されるんですね。感動的です。実質ゴールドカード()

 

なに感動してるんですか。まず年会費請求月、カードご利用可能枠を確認しておきましょう。私はまだ学生の身分であることもあり、カードご利用可能枠は20万円でした。

 

カードを外して、裏面に油性のボールペンなどで署名しましょう。これでカードは使えるはずです。しかし、最終的にSuicaもクレジットカードもApple Payに登録するので、このカードそのものは普段使いしません。

 

準備4:VIEW's NET登録

この状態ではまだビューカードの利用明細を見ることはできませんが、VIEW's NETに登録すると見ることができるようになります。また、JRE POINTのキャンペーンや各種設定もVIEW's NETのWebサイトを経由する必要があります。では、VIEW's NETの設定をしていきます。

 

そう言えば、3日ほど前に、「VIEW’s NETサービスID発行のお知らせ」というメールが届いてました。このメールのリンクから申し込むと、少ない入力量で登録することができます。個人情報とパスワードを決めるだけで構いません。

 

パスワードを決めたら登録が完了するので、サイトかアプリでログインしましょう。

 

準備5:JRE POINT会員になる

SuicaビューカードといったJR東日本関連サービスを利用して得られる還元というのは、全てJRE POINTというポイントで還元されます。ポイントを受け取るには、JREポのサイトやアプリでそれぞれのサービスと連携させることが必要です。では、JRE POINTのアカウントを作っていきましょう。

 

登録ですが、私は「ビューカードで登録」から行いました。届いたカードの下の方に、カード番号とは別に小さく16ケタのJREP番号があるはずです。これを入力し、メールアドレスとパスワードを入力したら利用可能になります。

 

アプリからもキャンペーンのエントリーができて、ゲーム感覚でJRE POINTを増やせる機構が盛りだくさんです。JR東日本すごい。

 

準備6:ウォレットアプリへのビューカードの取り込み

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ここで、Apple標準のウォレットアプリにVIEW Suicaを登録します。画面の指示に従って、カード情報の入力、SMS認証を済ませると、一瞬で完了しました。

 

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どうやらクイックペイで決済できるらしいです。電源ボタンダブルクリックと顔認証、これで財布からクレジットカードを取り出す暇がなくなってPOINTも貯まるんですね。数字4桁のパスワードもいりません。カードそのものですが、クイックペイが使えない場所もあるかもしれないので念のため財布に入れておきます。

 

なお、モバイルSuicaを作るときやモバイルSuicaへのチャージ、オートチャージを設定するときに、Apple Payに登録してあるビューカードなどのカードから引き落とすことができる初期残高が必要なので、初めての方はこの作業を待ってからモバイルSuicaの設定を行うべきです。

 

準備7:モバイルSuicaに入会

クレジットカードとSuicaが両方使える場合、ビューカードで普通に決済するよりも、またカードタイプのSuicaで決済するよりも、モバイルSuicaの還元率が優れています。他のブランドの交通系電子マネーやモバイルPASMO・モバイルICOCAではこうはいきません。そして、ビューカード付帯のSuicaよりもモバイルSuicaを使った方が便利みたいなんですね。

 

私はこの時、モバイルSuicaを持っていませんでしたので、新規に申し込みをします。普段使う端末を用意しましょう。今回はApple Payでの登録について解説するので、Google Payなどを利用されている方は適宜読み替えてください。

 

iPhoneの場合、まずはApp StoreモバイルSuicaと検索して、一番上に出てきたアプリをインストールします。

 

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インストールすると、こんな画面が出てきます。ビュースイカにもSuicaの機能がついていますがそちらはApple Payに登録できないんですね*2。ということは、改めてアプリでモバイルSuicaを作らなければいけないということです。プラスマークか右下のSuica発行ボタンを押して、Suicaを発行します。

 

お好みのタイプを選んでいただければいいと思いますが、私は記名式Suicaを選択しました。定期券にするとおトクな切符の情報が入れられないので、注意しましょう。もし定期券Suicaユーザーでおトクな切符を使いたいときは新しく別のSuicaを作ることもできます。この点券売機で操作したりみどりの窓口に行って払い戻したりカードが嵩張ったりする手間がないので便利ですね。

 

 

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画面の指示に従って必要な情報を入力していけば、10分くらいであっという間に設定が終わりました。途中、Suicaの名前を決められますが、これは利用者の名前ではなくSuicaアプリ内でのSuicaの名前です。好きなSuicaの愛称を決めましょう。

 

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しかも自動的にウォレットアプリに追加されて、またエクスプレスカードに設定されているので、この端末を改札にかざすだけで改札を通れます。また、MaciPhoneのオンライン決済(Apple Pay)にも利用できるようになっています。

 

利用するときは、画面の中部ではなく上部(カメラの辺り)をSuicaの読み取り端末に押し当てるようにしましょう。中部に押し当てるのはQi規格の充電器かMagsafeです。

 


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チャージもモバイルSuicaアプリやウォレットアプリからできます。入会初期はエラーでモバイルSuicaアプリ左下部に設定のVIEWカードボタンからチャージできなくてApple Payやウォレットアプリからのチャージを強いられることがありますが、それでも1.5%のJREポイントが入りますのでご安心ください。ポイントは翌月半ば過ぎにのお支払い額確定の時に還元されます。

 

準備8:JRE POINTの連携

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JRE POINTと先ほど設定したモバイルSuicaとの連携は、アプリからでもできます。やってみましょう。登録にはモバイルSuicaの番号のほかにもビュースイカのJREP番号が必要です。

 

また、えきねっとの利用でもJRE POINTを貯めることができます。えきねっとはアプリからの連携ができないのでWebサイトの方から連携しましょう。私はえきねっとにすでに登録してあるので入会方法などはここでは説明しません。

 

同じJRE POINT番号でも、ビュースイカカードの番号、モバイルSuicaの番号、えきねっとの番号と別々の番号があるので注意してください。とても紛らわしいですが。

 

これで概ね設定が完了しました。あとはMy JR-EAST IDの設定もありますが、それはお好みでどうぞといった感じですね。私はメリットを感じられないので使いません。

 

※本編は終了です。この記事を見て設定された方は、設定お疲れ様でした。ここからは私の自分語りになります。

 

 

 

 

キャンペーン活用できないんかい

JREポイントは、入会キャンペーンを活用するとあっという間に貯まります。ところが、このキャンペーンで私は痛い目を見たので報告させていただきます。

 

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私事ですが、このカードですぐにパソコンを購入しなければいけないのですが、30万強の高級なパソコンなのでカードご利用可能枠を増額しないといけないんですね。ところが、何分学生の身分であることも相まって、増枠ができませんでした。ビューカードは学生や無職の増枠が受付できないんですね。加えて、入会から6ヶ月未満の増枠もできません。

 

一般的に学生のクレジットカードは10万〜30万円の範囲内で利用可能かつ増枠禁止の場合がほとんどですが、新社会人になるとこれが50万程度まで増えるらしい*3です。学生を卒業したらクレジットカードの情報を変更しないといけないですね。

 

ということで、私は2022年8~10月に開催されているこちらのキャンペーン(リンク先の内容は上記画像と同じとは限りません。2022年10月現在はこのページが表示されていました)に釣られて登録をしてしまった人間なのですが、学生はキャンペーンの20万円越えを満了することはできません。

 

社会人は生活費の決済自体で月10万は軽く飛んでいきそうなので、枠も30万以上あるだろうし2000~3000ポイントが簡単にもらえますが、学生はそれができません。学生向けの救済措置として10代・20代には無条件で1000ポイントを与えて不平等にさせないという戦法なのでしょうか。JR東日本も学生の顧客獲得には勤しむけど信用情報がないから学生のうちから持っておいて修行しろと、新規顧客の獲得と囲い込みに躍起です。それに私はまんまと騙されてしまいました。

 

特にゴールドカードは昇格前のカードで信用を積むと審査に通りやすくなりますから、ゴールドカードを持つ可能性があるカードは学生のうちから中長期的な目線で持っておくメリットはあると信じて納得します。日常使いや一回の旅行で5万円超えは割とすぐに達成できそうです。チャージで8000円がすでに飛んでいっていて、パソコン専用のペンを私のクレジットカードで買ったら15000円くらい飛んで行く予定です。残り3万弱はどうするか。

 

諸々の計画が組み直しになってしまいました。旅行でもいいのですが、今全国旅行支援とJR東日本パスで混んでるし…