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私が絵を描くという「商売」を知った時

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絵を描く。幼稚園生でもできることが、まさか商売にしている人がいるなんて、当時は思いもしませんでしたよ。

 

 

私は絵師界隈に詳しくないし、Twitterもアカウントすら持ってない(無知とROM専の中間くらい)人間なので大したことが言えるわけではありませんが…

 

私の同級生の人(高校生)が、Twitterで絵の作成を承って、その報酬としてフォロワーさんからご飯やギフトカードなどを奢ってもらったりしたことがあるらしいですね(見ていないので知りませんが、多分今もやっていると思います)。

 

初めて聞いた時、なかなかすごいことをやっているものだと驚かされましたが、同時に、絵を描くとそれ相応の対価がついてくることがあるんだという常識を知った瞬間でもありました。

 

当時、サムネ画像になっているピカソや、ゴッホラッセンなど絵を描くことを生業にしている人がいることは知っていました。永野かよ

 

ただ、どうしても、絵師というと、以前は、ただのアマチュアに過ぎず、彼らに喜んで代価を献上している様を見て、彼らの気持ちやら推し量れんと感じたものですが…

 

しかし、そのような同級生が実際にいることを知って、こんな絵を描くということ自体、今の時代、簡単に商売になりうるんだと学びました。

 

絵を描くということは、その多くが趣味の範囲内で行われることであり、ビジネスにできるのはラッセン草間彌生などの限られた才能のある人だけだと思い込んでいました。

 

しかし、そうでもないらしいです。私の身近に絵師がいることが、その証拠です。

 

絵を描くことは誰にでもできるかも知れませんが、「上手い絵」を描くのは難しいわけですよね。そして(絵心のないほうの)画伯は絵師の画力を羨み、リツイートして褒め奉るのです。

 

自分では美しい絵が描けず、そこで誰か絵の上手い人に依頼してイラストを提供してもらうと。そうやって経済は回っているわけですよ。

 

だからむしろある程度の制限はあれど、比較的自由に使える「いらすとや」や「魔王魂」などはむしろ特殊な存在なのかも知れませんね。そのようなことも分かりました。

 

なお、これは音楽や映像作成、プログラミングなどにも言えることです。実際に中学生にしてWebサイト作成を承り、何百万もの所得を得ている人もいるわけですが、その話は本筋から逸れるのでやめておきます。

 

 

私はこれを知って、商売というものの範疇が広がったような気がします。

 

今、私のブログは完全に趣味でやっております。やろうと思えばアフィリエイト化できると思いますが、他のSNSとも連携していないのがその証拠です。

 

プログラミングやなどの特に難しい技術は別だと思いますが、絵の一枚程度で代金を要求するなんて、みんなお金に貪欲だなと、特にお金のない中学生の頃は思っていました。

 

作者への感謝などの要素も対価に値すると考えていましたが、金をよこせといわれても、最近のインターネットでは払うも何もないやろと思っていました。

 

ましてや、ラッセンみたいな名画家でなかろうとお金を要求するなんてどんだけケチやねん、そんな金儲けに躍起にならずとも、という感想を持ったものです。

 

しかし、そこに需要と供給が生まれれば、それは商売です。だから、絵師、音楽・映像プロデューサー、YouTuberなど、一見商売に見えない業界にも、対価を求めろという感想を持つ人がいるのも自然なのかも知れません。

 

むしろ、趣味でやってるから利潤をそこまで追い求めない、という人はどれほどいるのか…。