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外出NG世界で開講されたネット授業、画面の裏でキレる高校生。これはストレスとの戦いだ

時は2020年4月。中国・武漢市を源とし、日本や韓国はもちろん、欧米、世界各地に遍く広がっているCOVID-19感染症。その感染は拡大を続けており、私の高校も休校になる…

 

 

と思われたが、さすがはうちの高校である。毎朝ZOOMで出席確認を行い、4月からはあろうことかZOOM上で通常授業が始まった。しかもガッツリ6時間。

 

これは私にとってかなりのストレスだと感じている。なので私はなぜみんなが通常授業を開始して欲しいかが謎に思っているのだが、その話は本題と逸れるので別記事で解説する。

 

椅子はそこそこ快適なものを使っているが、いいかげん同じ姿勢で何日もいると、疲れ、体が鈍り、身体的・精神的にストレスがたまる。私は未成年なので経済的ストレスは感じていないが、経済的にも逼迫している人もこのブログを見ているかもしれない。

 

特に私は感受性が人並みより強いらしいので、昔は授業中構わず暴れまくってた時期もあった。

 

なもんだから、普段と違う外出禁止=抑圧的状況もストレスの元である。

 

後、「コロナ警ら隊」の存在も厄介だ。奴らはインターネット上のバーチャルな存在と言えども、Twitterなどで外出しているやつを摘発し、引用リプで👎する。

 

親は「少しの運動くらいした方がいいと思う」とよく言われるが、「密には行かない方がいい」という。はい警察認定。要するに「やっぱり外出はやめろ」と暗示するようである。目には見えない警ら隊が私を止めにかかる。

 

あるネットニュースの筆者は、日本人の村社会に根付いた「自警意識」がまだ残っているとか言って呆れていた。約束を守らないものには責任を擦りつけ、みんなで罰し、追放する。やはりその性癖は日本人個々の遺伝子に刻み付けられているのだろうか。

 

閑話休題。ところで授業だが、ZoomではYouTubeライブみたいに巻き戻しや早送り、倍速ボタンがないし、先生は全員スーツさん(YouTuber)のようなしゃべりが速く人ではないので、答えだけなら10分ほどで終わるようなことをだらだらと解説する。

 

なんだこの鈍さは。基本的に学校では誘惑がないが、自宅はそうではないので、気を逸らしたくなるのも十分わかるし、実際に私はいつも聞いているわけではない。時たま私が当てられる時もあるのだが、たまに当てられて準備するまでに時間がかかることがある。

 

実質上の外出禁止命令をくらっているのと同時に、家での授業聴講は、学校での授業聴講と異なるゆとり感があって気がなかなか引き締まらない。

 

そんな状況で「こんなのもできないなんて」とか「逃げようとした奴は欠席にするよ」と言われたら、暴発は不可避。八つ当たりゾーンに突入である。

 

実は私の母の実家は昔の記事で散々ディスらせてもらった某海岸のすぐ近くである。やはり横浜の住宅街で抑圧されて発狂するのは御免だ。叶うことなら瀬戸の静かな凪を枕として心を落ち着かせたいと毎度思うのだが、残念ながらそれはコロナ警ら隊の取締対象である。YouTubeにあがっている凪が精神安定剤だ。

 

この度の世間の動乱は、感染症そのものとの戦いでもあるが、私たちの心との戦いでもある。私が生き延びるかどうかはわからないが、この動乱に耐えて見せたら、私は素晴らしい宝物を得ることになる。私は今受験シーズンであるが、志望校に落ちても構わない。これからの期間で、いかにストレスに動じないか。その宝は、災いがなく平穏な年の受験よりも返り値は大きい。

 

キレるということは、この多大なストレスに打ち勝てないということ。非常時でも自他ともに平穏な言動を保つよう心がけ、無駄に刺激しないで欲しいものである。