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2018年3月に開業した新名神・宝塚北サービスエリアがすごかった!

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なんだかディズニーランドの入場ゲートにありそうな建物ですが、これが兵庫県の山奥にあるようなサービスエリアであるとは、誰も思わないでしょう。

 

本日は、約1年半前に開業したこのサービスエリアを見ていきたいと思います。

 

 

 

新名神について

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新名神は、名神高速道路を保管する役割で作られていて、この度高槻JCT〜神戸JCT間が2018年3月18日に開業しました。

 

途中のインターチェンジは、高槻JCT・IC、茨木千提寺IC・PA箕面とどろみIC、川西IC、宝塚北SA・SIC、神戸JCTです。

 

この道路ができたことによって、高槻から神戸まではだいたい30分くらい短縮されることになりますね。

 

また、この道路の開通により、これまで宝塚ICや西宮名塩SA付近で慢性的に発生していた渋滞は、激減しました。

 

四日市JCT〜亀山西JCTまでの区間は2019年3月に開通しています。よって、現在は四日市草津城陽〜八幡京田辺、高槻〜神戸間が開通しています。

 

残りの区間は2023年頃に開通する予定です。

 

宝塚北サービスエリアについて

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高槻ー神戸間開業と同時に、こんなサービスエリアが宝塚の山の中にできました。

 

距離・地理的には、中国自動車道で言うところの西宮名塩SAです。

 

その広さや駐車可能台数も西日本ではトップクラスで、まさにサービスエリアの威厳を保っているようなところです。

 

宝塚市初の高速道路上の休憩所ということで、宝塚感を意識して建築されたそうですが、全然そんな風には見えないですね。むしろ外国ですか?

 

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宝塚北SAは、最近流行りの上下集結型のサービスエリアで、あの横に長い城壁のような建物がメインの建物です。

 

平屋建てなので、そんな店舗がめちゃくちゃあるというわけではないのですが、その分天井が広く立派です。

 

フードコートやカフェ、お土産ショップやテイクアウトのお店が充実しており、休日からか、多くの人で賑わっておりました。そのため、全体を撮影するのは控えておきます。

 

スマートインターチェンジ

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一応最近のサービスエリアのトレンドとなりつつある、宝塚北SICがあります。

 

こんなところにスマートインターを作って一体需要があるのか、とも思ってしまいますが、きっと使う人はいるのでしょう。中国宝塚ICが混雑した時などには特に、使われるでしょう。

 

 

ウェルカムゲート

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京都方面方の駐車場のそばには、ぷらっとパーク、失礼、NEXCO西日本では「ウェルカムゲート」というらしいですが、併設されていました。

 

ここは宝塚駅から車で23分の僻地なので、わざわざ車で行かなければいけませんが、

 

遠方から特にこのサービスエリアだけを目的に行く人にとっては、スマートインターチェンジを利用して一旦高速から降りて、

 

ウェルカムゲートの駐車場に止めて土産を買うなどすると便利ですね。

 

ウェルカムゲートの駐車場も何十台も止められるような大規模なところで凄かったです。

 

ドッグラン

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 どんだけ敷地を持て余してんだよ。

さすが宝塚だと感じましたね(違う)。

 

綺麗な設備

トイレ

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ファミリートイレは、子供向け、オムツ台など、さまざまな設備を兼ね備えた多目的トイレとは違う部屋です。なんと豪華なことか。

 

普通の男子トイレや女子トイレも、便器の量が桁違いに多いだけではなく、

 

トイレ(便器)からすぐ手洗い場まで行けるような配置になっています。男性用小便器の上が手洗い場になってたりします。

 

普段気づかない場所ですが、移動の導線をよく考えていますよね。

 

トイレ内には、洗髪用の大きな洗面器も2台ついています。

 

高速道路で朝シャンする人なんているのかと思いますが。まあ、そういう需要に応えたのでしょう。

 

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トイレの中は、撮影は憚れました。

 

それは、排泄物を流すような醜い場所を撮影してはいけないという、道徳心が許さないということだけではなく、

 

トイレの中に、迷惑になるため、「トイレ内で撮影しないでください」という張り紙がしてありました。

 

まさに宝塚北SAのトイレは、「関西で最もきれいなトイレ」の称号を与えるに相応しいトイレで、

 

他の方のブログを見たら、女子トイレの天井には、シャンデリアがついていたり、

 

今様に言えば、「インスタ映え」するトイレで、写真撮影の意欲に唆られてもおかしくないような場所になっているので、

 

このような張り紙が貼られてしまうのも当然(?)なのでしょうか。

 

トイレ待合室

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トイレの待合室もすごくて、まずテレビが4台あるんですよ。

 

そして常時最新の情報を見ることができる。 すごい豪華じゃないの。

 

建物内

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 女子トイレじゃなくてもこんな豪華とは。どこのホールだよ。内側の壁や天井は殆どが白塗りです。

 

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宝塚は手塚治虫の町であるということで、 こんなよくわからないキャラクター*1も展示してあります。

 

その向かい側は、ドレスが飾ってありました。気に留めなくて写真を撮らなかったのですが、どうやら宝塚歌劇団に関係するので、ということらしいです。

 

感想

宝塚北サービスエリアは、たくさん人が来ていましたが、敷地が広いので混雑を感じさせませんでした。閑散期にはもっと空いた様子になっていることかと思います。

 

今後も賑わいそうな、将来有望なサービスエリアを見たような気がしましたね。

 

ただ、異国情緒アピールが抜けないのが短所ですね。ぱっと見サービスエリアには見えないもん。宝塚だから許されるのか??でも出店もたくさんあったし…和洋折衷ということですかね。

 

何はともあれ、宝塚北SAの今後に期待です。

 

*1:リボンの騎士と言うそうです。本気で知らなかった…まあ私はその世代じゃ無いので。