Wisdom Station 三元乗換点

Wisdom Station SanGen Transfer Point

三元DX計画による効果が分かりづらい

さて次回より、実践編と称して、旅行を行います。旅行といっても大したものではなく、ちょっと大宮まで行くだけです。鉄道博物館まで足を伸ばしました。

 

今回はその番外編というか中間報告として、特に新iPhoneJREポイントがたまる機構に関して、ふりかえりをさせていただきます。この旅では、前回出したバーチャル秋葉原駅が思いのほか何もなかったので、鉄博で1号機関車その他様々な展示を見て鉄道150周年の感動を取り戻すということ、そして新技術の数々を見ていくことになりました。

 

今日は鉄道博物館にたどり着くまでの自省と雑談を兼ねた記事です。鉄博本編はこちらのリンクからどうぞ。

https://sangen03.hatenablog.com/entry/2022-teppaku

 

今回の裏テーマとして、JREポイント関連の機構の威力を知る旅行というのを挙げています。iPhoneJREポイント関連の機構がその威力を発揮するのはJR東日本の路線で行く旅行です。JREポイント関連の機構の利便性は日帰り旅行でも発揮されるのでしょうか。

 

 

 

本編が始まる前に、三元DX計画の雑談をさせてください。三元DX計画のサイトマップは夏休み企画と同じところに管理してあります(10月以降公開の記事は今のところ全て三元DX計画に関連したものです)。

https://sangen03.hatenablog.com/entry/2022-summer

 

 

壮大な計画からただのおでかけブログに成り下がってしまった経緯

今までiPhone/JREP編4回、Windows編3回にわたって三元DX計画と称して個人的に新しい機器やサービスの導入をやってきました。Windows編はとんでもないアクシデントにより施行と公開が延期になりましたが、iPhone/JREP編だけでも私の生活を大きく変えてくれました。これからは三元DX計画の実践編と称して、今回導入したiPhoneモバイルSuicaビューカードえきねっとJREポイント、高性能GPU付きWindowsといったDX計画(というか購入計画、散財計画?)によって獲得した新しい機器やサービスを使って様々なアドバンテージを見せつけていければと思います。と思ったんですよ。

 

旅行じゃなくてモバイルSuicaこそ最大の成果

この何のアドバンテージを見せつけるかということですが、JREポイント関連の機構が最も凄みを感じるのはやはりJR東日本を利用した旅行です。旅行でビューカード払いでえきねっと、特に新幹線eチケットを使って累計5%の還元を受け、JREポイントを丸儲けしようという算段でした。

 

ところが、ケチな私は旅行の暇すら惜しみます。計画を何度も練り直し、そうこう考えているうちにモバイルSuicaを通じて何万という金が吸い取られていくわけですよ。モバイルSuicaに乗り換えてからというものの、幾度とそのiPhoneをバスのICリーダーにタッチしてきました。

 

あれこれ、1番の目玉ってモバスイなんじゃねと。ビューカードのどんな政策よりも、毎日2回以上否応なく遣わされるApple Payには勝ちません。ビューカード内蔵のSuicaもポイントが貯まりにくて使っていません。確かに前より財布を出さなくなりました。バスを降りる時や改札を通過する時、探すのはスマホです。

 

今思えば愚かだったなあと私も思います。素直にモバイルSuicaだけ登録すればよかったのに、調子こいてビューカードAmazon、メルカリ、その他諸々のまだ使いこなせないサービスを始めちゃったなんて。ただ色々登録した中にJREポイントも含まれていたので、遠回りでも元は撮れているかなといった感じですね。

 

ビューカードの凄さを実感するために」どこに旅行に行くか

他方、ビューカードのすごさはなかなか実感できません。パソコンが高すぎてビューカードで支払いができず、入会特典のJREポイントがもらえません。オートチャージの設定もしていません。なぜなら、私がSuicaを最も利用するシーンが神奈中バスだからです。私は一応JR沿線ですので、横浜とか都心の方に大学があったら、タッチする時にオートチャージも適用できて、乗車ポイントやリピートポイントもめちゃくちゃ貯まりますし、むしろ定期を購入すればそれはそれで大量のポイントが貯まりますが、通学路がJRをほぼ使わないルートで、叶いませんでした。安全のためとはいえ、そこまでしてオートチャージ使わせたいんか。モバイルSuicaのチャージをしようとしたのに倍増分のJREポイントがなかなか貯まらず、まだ初月の支払額が確定しておらず方針が決まらんわけです。

 

JR乗車ポイントはすぐ貯まるのに、ビューカードはポイントはおろか支払額すら忘れた頃にならないと確定しないのか。まあそういう仕様なんでしょうけど。しかもなぜかビューカード用のボタンがあるのにご利用枠がないことにされてApple Payからしかチャージできません。

 

だからこそ、旅行で一定の効果が発揮できると期待したのです。えきねっとチケットレスは一回体験しているので、今度は新幹線eチケットを体験したいと。

 

また高崎に行くか、宇都宮に餃子を食べに行くか、新幹線を大宮で降りて鉄博に行くか。趣向を変えて本来の目的である成田エクスプレスに乗って成田空港に行くか、はたまたサフィール踊り子で豪華宿泊旅行かと思いましたが、これでは新幹線eチケットの効果が得られません。入会記念のJREポイントすらもらえていないのに。

 

しかも私にはお金も時間もないと。例の30万強する高級Windowsの支払いの担当は私なので、その分を埋め合わせる貯金はしたいです。最近始めたバイト(上越線-3:2022夏#10で言及)によってお金は増えましたが、時間面と健康面に大きな影響を与えているわけです。この間は疲れからかバイトの途中で体調を崩し、親に車で迎えに行ってもらいました。寝たら回復したのでよかったけど、生活や旅行であまり無理はできないよなと感じるわけです。

 

モバイルSuicaアプリで都区内パスなどのフリーパスを申し込んだりSuicaグリーン券を買ったりするのもありですが、正直買ったところでっていう感じなんですよね。料金に見合うだけのリターンあげられますかという話なわけです。

 

JR某駅で、鉄道博物館の広告がありました。鉄道の作った日本の旅150年。鉄道150周年記念で旅について展示しているそうです。同じく鉄道150周年記念関連で訪れたVAWに物足りなさを感じていたこともあり、私は鉄道博物館のチケットを買い求めるのでありました。鉄博くらいだったら新幹線もグリーン車も使わなくていいよねという話になるわけです。

 

if世界線:紹介したかった機能

私は体を大事に行かせてもらうため遠出は遠慮し、今はどんな旅行も全て夢物語です。紹介したかった機能をここで発散します。

 

当初は宇都宮に行く予定でした。新幹線に乗ったとしても支出を抑えるために上野から乗車します。上野と東京間の特急料金は210円の差があります。210円節約することができる代わりに、上野から新幹線に乗車する場合は地下深くに潜って行く必要があります。

 

上野宇都宮間の自由席料金は2300円、上野大宮間は880円で3倍近いです。指定席だとその比が2倍くらいになりますが大宮までの指定席特急料金が宇都宮の自由席料金くらいになります。しかも片道乗車券の値段などは抜いていますからもっとかかるわけです。私はケチなので場合によっては大宮、下手したら高崎や宇都宮で降りてしまうかもしれません。

 

新幹線eチケットでは、トクだ値という割引を提供しています。この間銚子から東京までトクだ値特急券を発券して帰ってきましたが、あちらは原則eチケットで乗車で、緊急時などのために紙で発券できるようにもなっています。ところが私が行く大宮はもちろん、列車にもよりますが高崎とか宇都宮ぐらいの距離でもトクだ値の設定がないんですね。トクだ値が乗車日至近につき発売終了・売り切れていることもあります。往復割引やその他限定割引もありますが、そちらも受けることができません。

 

ところがこちら問題がありまして、自由席ではそのJREポイントの還元を受けることができないんですよね。やまびこ号の閑散期平日の指定席の枠は少ないです。10編成の中で概ね6両目か7両目の後ろから指定席になると思いますが、8号車が新幹線オフィス車両に、9号車がグリーン車に、E5系の場合は10両目をグランクラスに押されえられます。押し込まれた指定席が2両か3両しかない一方で自由席が5両しかないわけです。

 

だから宇都宮からの乗車では自然と自由席に誘導されるんですよね。しかも付与されません。近距離輸送が主な役割のやまびこ号としては仕方のないことですが。ところが、JREポイントを獲得したい顧客は2両しかない指定席を狙います。まあそれでもビューカードの指定料金枠は満たせると思いますが、これじゃあえきねっとからのJREポイントが付与されなくて面白くありません。

 

貯めたJREポイントで新幹線に乗れたり座席をアップグレードできるのも利点ですが、予想より大幅にポイントが貯まらなかったのでできませんでした。だからしばらくは普通に乗車してポイントを貯める立ち回りをして、5000ポイントを越してきてから再び考えることにしましょう。

 

個人的には、JREポイントを貯めるために新幹線の指定席を最も有効に活用するには関東を脱出した方がいいわけで、NREの駅弁屋とかで駅弁買って遠出するかといった具合でしたが、そこまでになるとむしろ無意味なんですよ。JR東日本はえきねっと関連サービスでびゅうダイナミックレールパックというのをやっているので、大概の旅行なら宿も一気に予約してアホみたいに安いプランがありますので、そちらを利用した方がいいです。だから乗車券を分けて買うとか途中下車を駆使する。JR東海もずらし旅とか新幹線ダイレクトパックってやっていて、それ以外で新幹線と宿を同時に予約できるのは旅行会社のプランぐらいですが、その点はJR東日本がエリアカバーが広くなっているだけあって頭一つ抜きん出ている感じがあります。エリアは北海道から関西までカバーしています(出発地は関東・新潟以北限定ですが)。

 

予算オーバーです

もともと宇都宮に行く予定で予算を組んでいたので5000円か6000円あればいけるだろと思っていました。ところが、横浜から宇都宮まで往復してくるまで予算の半分以上を使っちゃうんですね。えきねっとの恩恵を受けるために宇都宮までは新幹線に乗る予定だったので、そうすると1万円を超えてきてしまいます。ということで大宮までに区間を縮めたわけですよね。大宮までで課金してもいいのですが、さすがにこんなに短区間課金をするのは馬鹿らしすぎます。

 

というわけで鉄道博物館かつ普通列車プランに降格となったわけですが、そうなると基本料金3000円で、まあ常識的な値段ですよねと。

 

そして、今回は鉄道博物館や駅弁などのグルメを味わおうというつもりで来たので、そのメインのレストランであるトレインレストラン日本食堂だけでも最低でも2000円くらい取られる気がしますよね。私の予想では、なんだかんだで累計4~5000円使っちゃいそうな気がします。高いですが、もともと食堂車で出していたメニューを再現してあるものだということでしょうがない気もします。

 

そうするとなぜか財布の紐が緩み、結局普通列車で宇都宮に餃子を食いにだけ行くよりも払うお金が増えるという結末になるんですよね。予算は8000円を見込んでいます(うち5000円を交通費・入館料以外で散財する予定です)。なんなんですかこのマジックは。大宮往復で8000円もしていいのかよ。その値段に似合う美味しさや学びを回収して帰りたいところです。

 

道中鶴見線とかにでも行ったたろうかなあと思いますが、鉄道博物館だけで元は取れるんでね。

 

結局JREポイントがないと何もできません

鉄道博物館入館引換券 | 交換商品一覧 | JR東日本のポイントサービス - JRE POINT

その前に一つ。鉄道博物館JREポイントの引換券でも入場できるようです。前売り券(実質通常料金)とは100円の差額で、オリジナルグッズがもらえるみたいです。オリジナルグッズは多くの場合ポストカード3枚なので、これに100円の価値を感じるかですよね。さすがにJRE POINTですから、現金で買うよりもお得になる時もあれば、お得にならないこともあります。

 

ところが私は初月のJREポイントは150ポイント程度しか貯まらず目標ポイントには遠く及びません。まあ何も帰ってこないのが普通ですからまだマシでしょう。入会ポイント3000ポイントがたまるのは2023年2月中旬以降*1ということで、残念ながら使えません。我慢して待つ必要があります。それまでの間は、要は修行期間というわけです。コンビニでチケットを買いましょう。

 

日帰り旅行でJREポイントをためるコツ

結局、朝に横浜を経ち、まず鶴見線の大川までいったあとに、大川から復帰して安善、浜川崎、尻手、川崎と乗り継ぎ、京浜東北線秋葉原を経由して大宮駅へ行って午前中に鉄道博物館へ入るというルートを取ることにしました。

 

普段大学との往復で残念ながらJR東日本とは全く縁がない私にとっては、ありがたいです。こういうしょうもないサービスの恩恵に預かるためにわざわざを投入したと言っても過言ではないです。

 

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JREポイントアプリでは、毎日一回スロットゲームを遊ぶことができます。スロットでコインを100枚集めたらアイテムや、たまに期間限定JREポイントがもらえるようです。

 

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加えて、駅に一定期間滞在したら、チェックインで福引が弾けるようです。同じ駅に3分滞在すれば1日同じ駅につき1回、15回までできます(すぐに反応する時もあります)。横浜から大宮までにたくさんの駅で途中下車(改札は出ない)するので、道中横浜、鶴見、川崎、品川、新橋、東京、秋葉原、上野、赤羽、大宮とチェックイン可能スポットがたくさんあります。私の通学路にはこんなにチェックインできるポイントがないので、この機会にたくさんチェックインしたいと思います。駅メモとかに近い感じなんでしょうか。

 

しかし、こうしたスロットや福引でもらえるのはどちらも期間限定ポイントなので、使わないと無意味に感じます。JREポイントの当てがない時には期限が切れそうな時にまとめてモバイルSuicaにチャージするのが一番元が取れそうですね。救いがあるのが幸いです。即時でもらえるのはありがたいですね。

 

さらに、京浜東北線総武線、中央線、京葉線のいずれかが通る指定の13駅では、タッチでエキナカで対応する商業施設を1000円以上利用すると入場券額相当の140ポイントキャッシュバックの対象になります。こちらは忘れた頃(翌々月中旬)の付与ですが、今回の旅でぜひ経験しておきたいですね(できませんでした)。

 

いつも駅ビルを使う人は、駅ビルでバーコードやポイントのキャンペーンも適宜活用できそうです。

 

今回、ビューカード(30万パソコン購入)やえきねっとでの恩恵は受けられないもの、意外なJREポイントの貯め方について考察することができました。一部は次回の鉄博旅で実践してみたいですね。