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東京から接続可 朝のホームライナー静岡31号で楽をしよう【平成最後の18切符 #7 沼津→静岡】

注意!ホームライナー静岡31号は廃止されたようです。代わりに、静岡地区をより快適に利用したい方は、各駅に止まる普通列車になりますがクロスシートの、313系8000番台の運用を調べて利用することをお勧めします(解説記事は作っていません)。

 

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18きっぱーの悩みの一つに、このようなものがあります。

「静岡区間がつらい!」

ロングシート2時間座りっぱなしは嫌だ!」

 

でも、それを解消してくれる、素晴らしい列車があります。JR東海ホームライナーです。320円の乗車整理券料金がかかりますが、結構お得です。

 

 

ホームライナー静岡31号について

私が知る限り、JR東海・静岡地区のホームライナーでは、ホームライナー浜松(特に3号)が多く紹介されています。ホームライナー浜松3号は沼津18時半に出て豊橋までおよそ2時間ちょっと座っていけるんで素晴らしい列車だとは思いますが、この列車をの率で西方面に行っても、在来線だけでは米原で足止めされます。

 

では在来線で関西方面に行けて、かつホームライナーに乗れる便はあるでしょうか?それが土休日限定ホームライナー静岡31号」です。

 

JR東海ホームライナーは実は夜だけではなく、朝も走っています。平日はホームライナー静岡1号が沼津を6時56分に出ますが、これでは東京始発では間に合いませんし、抜かせる列車もないでしょう。

土休日のホームライナー静岡31号では、沼津を7時半に出て、静岡を8時16分に到着します。

ホームライナー静岡31号 停車駅・時刻

沼津7:30→富士7:47→清水8:06→静岡8:16

 

さらにこの列車の凄いところは、東京駅始発東海道線の一番列車から接続できることと、静岡駅で先行する8時18分発の浜松ゆきに接続することです。この列車は、東京発の一番列車が沼津に到着するよりも先に出発します。ただし、静岡からの普通列車では、座席の保証はできません。

 

確か2018年3月の改正で土休日の7時だったホームライナー静岡が30分繰り下がり、この技ができるようになりました。

 

ホームライナー静岡31号モデルコース

ホームライナー31号を使った西方面への乗り継ぎのコースの例です。

東京5:20→沼津7:27 沼津行き普通(東京発一番列車)

沼津7:30→静岡8:16 ホームライナー31号

静岡8:18→浜松9:33 浜松行き普通

 

ただし、このコースは朝が早く、かなり乗り換え時間がきついです。沼津での乗り換え時間は3分しかありません。

 

座席指定券について

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その日沼津で買う時間はないけど、車内で確実に座席をゲットしたいのなら、1週間前から前日までは改札外券売機で乗車整理券を売っているので、1週間前から前日までに沼津駅に出向いて買うことをお勧めします。

 

それが無理なら、車内に入ってライナー券を駅員から買いましょう。車内で買うとお金がかかるものかと思っていましたが、あとで調べたら事前料金も車内料金も同じ320円だったようです。でも私は正当に座席指定券を買ってから行きます。

 

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ライナー券は、所定の位置に入れておきましょう。

 

ホームライナー静岡でできる日本縦断

さらに、このまま乗り継ぐとどこまでいけるかというと、

 

浜松9:44→名古屋11:12→大垣11:47 大垣行き特別快速

大垣12:12→米原12:46 米原行き普通

米原12:50→京都13:45→大阪14:15→姫路15:17 姫路行き新快速

姫路15:33→相生15:53 播州赤穂行き普通

相生15:56→岡山17:02→三原18:41 三原行き普通

糸崎19:06→三原19:12→広島20:32→岩国21:25 岩国行き普通

岩国21:26→徳山22:34→厚狭23:57 厚狭行き普通

 

このように厚狭まで行けます。東京から厚狭までは18時間37分の旅となります。

 

なお、このホームライナーを使わない場合は、最短で浜松9時55分、名古屋11時43分、米原13時17分、大阪14時45分、姫路15時47分、岡山17時29分、三原19時15分、広島21時10分、徳山23時47分に到着します。

 

特急型 373系車両の設備

それでは、ホームライナー静岡に乗りましょう。

373系は、ワイドビューふじかわにも使用されている列車ですので、設備も期待できます。

 

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座席設備はこんな感じ。リクライニングができるようになっています。

 

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また、フットレストも付いていて、このように休むことも可能です。あまり私は使わないですが。

 

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机は前の人の椅子から分離するタイプではなく、先頭を除き横から出てくるパターンです。

 

特急にも使われる車両なので、トイレも付いています。

 

沿線概況(平成最後の18切符旅)

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沼津を発車。7時半です。沼津で早く座席を取ろうとしてみんなダッシュしていました。ちょっと怖いですね。乗っちゃっても車内でライナー券買えるから極論は沼津ダッシュする必要はないはずなんですがね(座席指定はできませんが)…。乗り換え時間が3分しかないので仕方がないのかと思います。

 

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気づいたら東田子の浦(沼津から3駅目)を通過。富士山が綺麗ですね。

 

車内は結構空いていました。やはり有料だからみんな手を出さないのでしょうか。

 

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富士には7時46分到着。本当にあっという間に通過していきます。

 

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ここは由比〜興津間の東名高速道路国道1号JR東海道線が並走する区間です。

国道1号の標識を見ると、名古屋まで206km!まだまだ先は遠いなと思いました。

 

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(写真は復路で撮影したものです)

さて、静岡に到着。ここから先は、普通列車に乗り継ぐので、着席の保証はありません。

 

連載記事の紹介【平成最後の18切符シリーズ】

この記事は、平成最後の18切符シリーズの連載記事です。ぜひ他の記事もご覧ください。第一回に、全ての記事へのサイトマップがあります。

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